借換推進を通じて、利用者・組合員との接点強化
2020.11.5
当JAは10月、渉外担当者による住宅ローンの借換推進を展開しました。新型コロナ禍により訪問活動が制限される中、電話やチラシを活用した相談機能の充実に力を入れており、組合員・利用者との接点強化につなげています。
JA独自での借換推進は今年初めてで、コロナ禍による将来不安から家計の防衛策として住宅ローンの借り換えを検討する人が増えていることを受け、5月と10月に計4日間実施。借換件数も前年同月比260%と伸びており、利用者の満足度向上に寄与しています。
管内の23支店(店舗含む)を地区ごと7グループに分け、渉外担当者計42人が活動。住宅ローン契約者をはじめ、平日窓口に来店できない利用者などの潜在ニーズを引き出しました。新任の渉外担当は「電話でのアプローチはまだ慣れていないので緊張してしまうが、しっかり顧客の声に耳を傾けたい」と意気込み、金融企画の石川滋教課長は「融資の管理徹底や借換相談の意識付けを図るとともに、新人教育も目的としている。組合員・利用者との接点強化を通じて、利用者満足度を高めていけたら」と話しています。
JAでは事前にローンに関する案内チラシをポスティングの上、コロナ対策を徹底しつつ、電話や訪問でのアプローチを展開。また相談機能強化の一環として2016年に新設したローンセンターでは、毎週土・日曜日に休日ローン相談会を開催しており、顧客の利便性向上を図っています。