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大玉トマト・ミニトマトの共選出荷を開始

2020.11.18

大玉トマトの箱詰め作業を行う選果員ら

 西尾市の大玉トマト・ミニトマト生産者を中心に組織するJA西三河トマト部会は、10月21日から大玉トマト「桃太郎」、11月9日からミニトマト「赤美味(あかうま)」の共選出荷を開始しました。11月中下旬には、東急ストアのプライベートブランドミニトマト「コクうま」の共選出荷も開始します。
 同市吉良町のJA西三河吉田トマト選果場では選果員が大玉トマトを階級別に箱に詰め、ミニトマトは房ごと切り、重量を揃えるパック詰めの作業に取り組んでいます。大玉トマトの共選出荷初日には100ケース(1ケース4㌔)を出荷。ミニトマト共選出荷日では130ケース(1パック180㌘×12パック)を出荷しました。

パック詰めしたミニトマトを箱詰めする選果員

 今年は猛暑の影響により出荷開始日が1週間ほど遅れ、出始めの出荷量は例年よりも少なく小玉傾向になりましたが、品質は例年並みです。大玉トマト・ミニトマトともに翌年7月まで出荷を予定しています。
 同部会では、年間大玉トマトを約360㌧、ミニトマトを約80㌧生産。主に東京・中京・長野・北陸方面へ出荷しています。「コクうま」は房ごと全体的に完熟させてから収穫するため、完熟性と新鮮感が高いと消費者から好評で、今年も販売します。またJA西三河とコラボし、ミニトマト「赤美味」を使用した「赤美味ミニトマトジャム」を今年9月より販売しています。管内Aコープや産直店舗などで取り扱っています。