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JA西三河女性部 視察受け入れ、農業振興の輪広げる

2020.11.18

JA職員(右2番目)から親子農園のほ場説明を受ける地域農業の明日を考える会のメンバーら

 JA西三河女性部は11月17日、山梨県で農業振興を目的に活動する地域農業の明日を考える会(井出隆明会長)の視察を受け入れ、JA西三河事務センターで意見交換を行いました。
 同会は4年前に発足以来、年に一度、農業に関する視察研修を行っており、種苗会社や特産品経営農家・加工品や機材会社などへ出向いています。今年は日本農業新聞の女性部活動を紹介するコーナー「キラリ女性部」に同女性部の朝岡佐知子部長が掲載されたことをきっかけに視察が実現。女性部活動の視察は今回が初めてだそうです。
 この日、同会のメンバー15人が西尾市を訪れ、女性部が取組む食農教育活動やJAの営農事業、地域農業の活性化などについて互いの活動を報告しながら活発に意見を交わしました。意見交換後には、女性部が遊休農地を活用して地域住民へ野菜づくりの楽しさを伝える「家族食・農体験農場 親子で学ぶ日曜学校(親子農園)」のほ場や、東海地区随一の品揃えを誇る西尾市憩の農園を視察。参加者からは農業者目線での女性部活動のメリットやJA支援、農業用ICTツールに関する質問が多く出ました。

 JA西三河女性部には現在、18支部・1,909人の女性部員が在籍。地域に根差した健全で豊かな暮らしの確立を目指し、農業の楽しさや食の大切さを伝えています。