「いちごスクール」新規受入農家向け説明会を開催
2021.1.19
JA西三河いちご部会と愛知県・西尾市、JAあいち経済連・当JAなどで組織する「JA西三河いちご産地振興委員会」は1月13日、あぐりセンター小牧で「いちごスクール」研修生の新規受入農家を対象とした説明会を開きました。2年前に開催以来、今回が2回目。来年度より受入農家を増やし、部会全体で新規就農者をサポートして産地の維持・拡大に取り組んでいきます。
この日、同委員会の役員3人をはじめ、新たに受入農家となる4人などが参加。齋藤和義委員長は「スクール以外でも既に助け合いの動きが多くみられますが、より一層産地全体で新規就農者を育てる意識を高めていきましょう」とあいさつし、参加者らは3期生の受入に向けて募集要項や受入体制について確認しました。
「いちごスクール」はJA西三河いちご産地振興委員会が行う、施設栽培イチゴの就農支援プロジェクト。現在の受入農家は8件で、来年度より12件に拡大。1期生5人は今冬から専業農家として本格出荷を迎えており、現在、2期生3人がスクールで学んでいます。高齢化と後継者不足に伴う将来のシェア縮小が喫緊の課題となっていたことから、2019年より新規就農希望者の研修・受入の体制を整え、長期にわたる産地規模の維持拡大につないでおり、スクール生は6月から翌5月まで受講。栽培技術や収穫・パック詰めなど専業農家として経営を行う上で必要な知識を習得します。またスクール修了後もJAや生産者がバックアップし、県内でも生産量・規模ともにトップクラスを誇る愛知県西尾市の産地振興を図っていきます。