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全国地域ブランド総選挙「西尾の抹茶」決勝進出 西尾茶協同組合×Tongaliプロジェクト

2021.1.26

中村市長(右)に全国大会出場を報告する「西尾×Tongali」のメンバー

 学生と地域団体が手を組み、ビジネスアイデアやPR方策等を競い合う全国地域ブランド総選挙で、「西尾の抹茶」が東海地区から唯一決勝に駒を進めました。
 1月21日には、名古屋大学が事務局を務め東海地区を対象に起業家育成を行うTongaliプロジェクトに参加する県内大学生と西尾茶協同組合(本田忠照代表理事)でつくる「西尾×Tongali」のメンバーが西尾市役所を訪れ、中村健市長へ決勝進出を報告。動画制作に携わった愛知淑徳大学の籾山沙樹さんは「西尾の抹茶の魅力が伝わるよう、実写とアニメーションを融合させ独自性のある動画に仕上げた」と紹介し、ビジネスプランを担当した中京大学の佐合奏さんは「eスポーツに着目した。今までにない商品を提案し、新たな風を吹かせられれば」と付け加えました。また本田代表理事は「取材にたくさん足を運んでいただき、非常に優秀な出来栄えとなっている。西尾の抹茶ブランドの向上、そして新興産地に後塵を拝しないようブランドの地位を確立し、全国に広がることを祈念したい」と活躍を期待。プレゼンは西尾の抹茶の歴史や栽培法等について紹介するほか、愛知が誇る武将をデザインした抹茶飲料や消毒液をeスポーツ市場へ売り込むビジネスプランとなっています。
 2月6日にオンラインで開催される決勝戦には、地区予選を勝ち進んだ9チーム(15チーム中)が出場。当日は各チームがプレゼンテーションを行い、審査員と一般オンライン視聴者の投票により最優秀賞を決定します。

 『地域ブランド総選挙』は地元の学生が地域団体商標権者等へ取材を通じて知り得た地域ブランドの商品やサービスの魅力をインスタグラムで発信するとともに、今後の商品展開、ビジネスプランやPR方策などを競い合うコンテスト。2017年度の九州地域ブランド総選挙から東海・北陸、東北と地域限定で開催されており、今年度より対象地域を全国に拡大。特許庁主催で学生と地域団体が手を組み、特産の魅力や新たなビジネスチャンスの掘り起こしを図っています。

 

【全国地域ブランド総選挙HP】https://www.chiiki-brand.com/