西三河冬春きゅうり部会 出荷用段ボールのデザインを一新
2021.4.5
西尾市のJA西三河きゅうり部会と碧南・安城市を中心としたJAあいち中央胡瓜生産部会でつくる共計共販組織・西三河冬春きゅうり部会は3月下旬、出荷用段ボールのデザインを一新しました。流通量の多い5㎏箱をリニューアルし、ブランドキュウリ「三河みどり」のPRにつなげていきます。
雨濡れによるトラブル防止のため、段ボールの強度を上げようと厚さを変更。段ボールのリニューアルに伴い、オリジナルキャラクター「きゅりん。」を用いたデザインに一新しました。市場からは「デザイン性が高く、売り場にそのまま置いても目立ってよいのでは」と好評で、JA西三河あぐりセンター小牧の新實哲也係長は「これを機に『三河みどり』ブランドと『きゅりん。』のことを知ってもらえたら」と期待しています。
愛知県は加温したハウスで栽培する「冬春キュウリ」の生産が盛んで、西尾市をはじめとする西三河地区は県内生産量の半数以上を占めており、年間約5,060㌧(うち西尾市は2,613㌧)を出荷しています。主に県内市場へ出荷しているため、消費者のもとへ届くまでの期間が短く、他産地よりも鮮度の高さが特徴。また部会内でのノウハウ共有やICT機器を活用した厳密な栽培環境制御などに取組み、高品質なキュウリ生産を行っています。