「田村淳の大人の小学校」田んぼを借りてお米作りプロジェクト始動

2021.6.28

　会員制オンラインコミュニティとして主婦やファミリー層から人気を集める「田村淳の大人の小学校」は今年4月より、西尾市でお米作りプロジェクトに取り組んでいます。田んぼは市内で低農薬の有機栽培にこだわり、安全安心な米・麦・大豆を生産する渡辺重利さんが提供し、苗づくりから収穫まで指南。
　渡辺さんは食農教育の一環として、20年以上前より地元小学生を対象に米作りを指導しており、義理の息子である森田信一さんがその活動からヒントを得て、知り合いだったコミュニティメンバーに提案したことから今回のお米作りプロジェクトが実現しました。
　5月29日にはコミュニティメンバー15人とその家族が同市を訪れ、手作業による昔ながらの田植えに挑みました。ＪＡ職員も駆けつけ、和気あいあいとした雰囲気の中、参加者らは田引き縄に沿って一列に並び丁寧に苗を植えました。現地へ来ることができなかったメンバーもオンライン上で参加し、随時交流しながら一緒に米作りを楽しみました。また乾燥機や籾摺機などを見学し、米作りに係る一連の流れも学びました。4月にはコミュニティの校長を務めるお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんやニゴンノゴ！の森本英樹さん（教頭）らが、かかしや看板を製作。収穫は10月頃の予定で、コミュニティメンバーとともに自分たちが育てた米でおにぎりを味わう計画です。

　「田村淳の大人の小学校」は、「ひとりではできないことをみんなでかたちにしていく場所」をコンセプトに活動を展開。世代も国籍も価値観も異なる人たちが集うコミュニティで、各分野の専門家による特別講義や体験型イベント、ものづくりなどを通じて互いに刺激しながら交流の輪を広げています。