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カーネーションの出荷が始まりました

2021.10.5

選花場で丁寧に品質を確認する鈴木さん

 全国でもトップクラスの生産量を誇るカーネーション産地・西尾市で、9月中旬より共選出荷が始まりました。今年も猛暑や長雨の影響が心配されましたが、生産者の適切な管理で例年通り順調なスタートを切りました。
 あぐりセンター西小梛では管内農家よりカーネーションが持ち込まれ、JA職員が品質を確認。品質・収量ともに例年同様を見込んでいます。台風被害がなく、このまま順調に生育が進めば10月下旬頃には市内生産者の出荷が出揃う予定。「母の日」前の4月下旬から5月上旬にかけて最大のピークを迎え、翌6月まで出荷が続きます。

 市内では小栗地区でカーネーション栽培を行う小栗カーネーション部会と、一色・吉良地区でカーネーション栽培を行うJA西三河カーネーション共選部会の2つの共選組織があり、個人生産者もあわせて48人の農家が約20.3㌶で200品種ものカーネーションを生産。愛知県は長野県に次いで全国2位の出荷量を誇り、年間生産量は約2,170万本と県内生産量の約半数を占めています。