JA西三河のこと

農業関連融資、融資担当者が生産部会で説明 情報提供スムーズに

農業関連融資のチラシ

 JA西三河金融部金融企画課では営農部と連携し、農業関連融資の推進の取組を行っています。メインで取り扱うのは農業近代化資金・アグリマイティ―資金の2種で、金利部分および保証料について県・市・JAバンク等より助成を受けることが可能。金融企画課の担当職員が各種の生産者部会の会合へ出向き、農業関係融資について説明を行っています。また、同JAが実施する施設イチゴの新規就農者育成講座「いちごスクール」においても、就農を目指す受講生に向けて、ハウス建設等の資金融資について案内。ビニールハウスや高設栽培設備など、多額の初期投資が必要となる新規就農者へのスムーズな資金案内は、同スクールにおける強みのひとつとなっています。

 2023年度は施設園芸作物・花き類などの部会の会合での農業融資に関する説明を延べ12回・累計約400人の農家に向けて行い、制度資金・プロパー資金あわせて55件・約3億円を融資。新規就農者の人数や設備更新のタイミングによるものの高水準を維持しています。

 西尾市では米・麦・大豆といった水田作のほか、花き・施設園芸野菜など、大型農機や施設建設等の設備投資が必要となる作物生産が盛ん。緊密な事業間連携により生産者の資金需要に対応し、円滑な設備更新や規模拡大に向けた態勢を整えています。

(2024.12)